酸素解離曲線

ここでは酸素解離曲線について解説していきます。

酸素解離の流れ

  1. 末梢の酸素需要(運動など)
  2. 酸素解離曲線の右方移動→ヘモグロビンの酸素親和性↓→ヘモグロビンが酸素を離しやすくなる
  3. 末梢組織への酸素供給↑

酸素解離曲線の右方移動の要因

 低酸素状態になるとHbとOの親和性は低下してHbはO2を離しやすくなり、酸素解離曲線は右方移動します。また、CO2分圧、pHが変化することによって酸素解離曲線が左右することをBohr(ボーア)と言います。右方移動する主な要因を下記に挙げます。

  • PaCO2↑(PaO2↓)
  • 2,3-DPG↑     嫌気性代謝により2,3-DPG↑するため
  • pHの低下      アシドーシスのための酸素飽和度が低下
  • 血液温度の上昇   代謝亢進しO2が大量に必要
  • (血中ケトン体↑)

これらが覚えにくい方は語呂合わせで覚えてみるのも良いでしょう。

「CDがHit」

  • C:PaCO2
  • D:2,3-DPG↑
  • Hi:H↑(pHの低下)
  • t:温度(Temperature)